将来を見据えてシーペックスが経営幹部の新布陣を発表

シーペックスのオーナー兼会長であるウリ・ゼーバーガー(Ulli Seeberger)氏は、同社の将来を見据えた確かな基盤とするべく、経営幹部の新布陣を発表しました。今年の初め、それまで単独で取締役を務めていたゼーバーガー氏は、ベルント・グロス博士(Dr. Bernd Groß)、クリスチャン・ハンセン博士(Dr. Christian Hansen)、アレクサンダー・クップ(Alexander Kuppe)のトリオを経営幹部に任命しました。年間2桁の成長率を誇る シーペックスは、ポンプ技術の分野で世界をリードするスペシャリスト企業です。

最高経営責任者(CEO)であるゼ―バーガー氏は、シーペックスでの長い経験を持つグロス博士およびハンセン博士の2人を幹部チームに迎えました。

ハンセン博士は、2015年以来、技術およびイノベーション(CTO)担当副社長の役職を担っており、R&DおよびITを担当します。同博士はまた、同社および同社製品のデジタル化を推進します。同社のイノベーションの中心には、テクノロジーが変化する過程において顧客を支援する、使いやすくスマートな製品の開発があります。これにより、現代のポンプソリューション分野におけるテクノロジーのリーダーとしての地位をさらに強化しています。

グロス博士は、最高執行責任者(COO)および最高財務責任者(CFO)として、事業と財務の分野を率います。同博士は、同社のバリューチェーンの最終的な最適化を目指す役割を担い、同社の発展に資する戦略的プロジェクトを推進し、財務上のリスク管理を担当します。

さらにこの新経営陣を補完するのはクッペ氏で、同氏はセールスおよびカスタマーサービス部門(CSO)の取締役および担当部長となります。この経営幹部の新布陣により、シーペックスは目標に向かってマクロ志向戦略をさらに展開し、将来も一貫して顧客の要求に応えていきます。

ゼ―バーガー氏は、「この経営幹部の新布陣には、将来の課題克服のために、豊富な経験、ノウハウと能力が組み合わされている。顧客と市場を志向する我が社の発展を、成功に向けてけん引するものだ。」と語っています。研究、イノベーション力、そして全世界に広がる800人の熱意溢れる従業員が、ボットロプに拠点を置く家族経営企業である同社の成功の基盤になっています。シーペックスは、デジタルソリューション分野における、市場のリーダーおよび先駆者としての役割も果たしています。ポンプのライフサイクル全体にわたる製品イノベーションにより、顧客は大幅なコストダウンを実現できます。

news20200311 seepex management